ファビュラス!バーカードールズ(略してFBD)は
今週末から開催です。早いですね。
まだまだ人形を製作中ですが。
頭を悩ませていた、映画を題材にした人形は、
ようやくできました。
ルイ・マル監督の自伝的作品『さよなら子供たち』から、
主人公のボネとジュリアンを作りました。
ナチスドイツ占領下の1944年のフランスの寄宿舎に、
ゲシュタポによるユダヤ人狩りを逃れて、
ボネはかくまわれています。
このボネが、子供とは思えないくらいに、落ち着いて、
そして寂しい瞳をしていて、
モノトーンの寒々とした寄宿舎の光景とともに、
当時を物語っているように感じます。
観るたびに、暗〜い気持ちになるのですが、
どうしても、主人公ふたりを、
私なりにとどめておきたくて、この二人を作りました。
ファビュラスバーカードールズの
ドールズ!レッドカーペットコーナーでご覧いただけます。
画像は、あまりにも有名な、
ポスターデザインを図々しくも拝借してみました。
映画のファンの方々に怒られること必死ですね。
先に謝っておきます、ごめんなさい。